7.4.13

東寺で夜桜見物

金曜日の夜、仕事帰りに東寺に立ち寄り夜桜を楽しんで来ました。京都駅にも職場にも近い東寺ですが、桜の名所という印象がなく、お花見は今回が初めて。テレビの撮影があったようで、機材が設置してあったりもしましたが、特段の混雑もなく自分のペースで歩いて桜を堪能できました。

一人500円の入場料を支払って境内に入ると、最初に眼に入るのが見事な枝垂れ桜、”不二の桜”。スラっとした姿(高さ13m)は、有名な円山公園の枝垂桜よりも背が高く見えます。どちらも大きな桜の樹ですが、円山公園の桜は「一重白彼岸枝垂桜」という品種で1947年、戦後間もない頃に植えられたもの。不二の桜は「八重紅枝垂れ桜」という品種で、2006年に弘法大師の唐帰朝後1200年を記念して三重県鈴鹿市から移植されたそうです。

残照のせいか桜の色がデフォルメされ、艶めいて見えます。

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